2022/09/09 10:42

コロナで三年ぶりに開催された笠間の『陶炎祭』を訪れた際、目を惹く器たちに立ち止まったところ、そこが数納さんのブースでした。


この祭で初めて数納さんにお会いすることが出来たのですが、数納さんのブースにはお客様が次から次へといらっしゃって、その合間を狙ってなんとか注文してきた器たちです。
なかなかお話が出来ない状況に申し訳なさげにご対応いただいた姿は物腰柔らかでお人柄がにじみ出ていました。


ではその数納さんのお人柄が感じられる商品をご紹介。
まずは粉引きシリーズ。鉄点が散りばめられたすべすべ質感のマグカップとドラ鉢。
持ち心地といい、触り心地といい、飲み心地といい、すべて◎な子。そしてリーズナブルな価格は文句なしのお勧め品です!
下段の大小のドラ鉢は果物や煮物の鉢としてはもちろん、これからの季節にはポトフやシチュー、おでんなどにおすすめなカタチ。スタッキングにも優れているので家族分揃えたいうつわです。


そして灰釉のプレートは大きすぎず、小さすぎないメインのプレートに使い易い7.5寸サイズ。
(ちなみにマグもシャインマスカットの器も、数納さんづくしの食卓です。)
この日はモーニングプレートとして使ってみました。リムがあるので盛り付け易く、食べやすかったです。
使っていくうちにどんどん深みのある色合いに変化し良い風合いになるんだろうなぁと思うとさらに楽しみが増します♡


そろそろ暑さも落ち着いてきたところ、うつわを変えるだけでも美味しく見えたりします。
物腰柔らかなお人柄に加え、丁寧さ、きちんとさが伝わってくる数納さんの器たち。秋の食卓で是非とも使って頂きたいと思います。


陶暦
1971年 東京都に生まれる
1995年 東京芸術専門学校 卒業
2007年 茨城県窯業指導所 釉薬科研修課程修了
2008年 茨城県窯業指導所 成形Ⅰ科研修課程修了
2013年 石岡市に築窯