2022/06/10 16:23



鳴瀧窯さんの工房は岡山県の東のはしっこ、備前市の国道沿いに構えていらっしゃいます。
かまごとで扱う産地は多々ありますが、備前焼では唯一の窯元(作家)さんであります。

備前焼とは岡山県備前市周辺で作られてきたやきもので、釉薬で表面をコーティングせず、土そのものを成形し焼締めるという原始的な手法を頑なに守り続けている唯一の産地です。それ故に備前焼は土作りが要。鳴瀧窯さんでは備前の土を独自にブレンドし生成、ろくろや手びねりで形成し登り窯で焼成されています。


どれも土味たっぷりで、ひとつとして同じ『焼け』はありません。そんなところも特別感ありますね。


当店で人気のマグカップ   税込3850円 
ひだすき(左)とのぼり(右)
冷やすとより一層ビール🍺が美味しい✨

父の日ギフトにもおすすめです🥸


画像では分かりにくいですが、我が家で三年使ったもの(右)は新品(左)のモノに比べて、表面に艶が出てすべすべした手触りになっています。使い込むとどんどん手に馴染み、愛着も湧いてきます♡



限りある資源(備前の土)を使い、時間、薪代などの燃料費を費やして、私たちの手に届く良心的なプライスなのも魅力のひとつ。
鳴瀧窯の安藤さんもおっしゃっていらっしゃいますが『備前焼を特別視せず、食卓や日々の生活にもっと気軽に取り入れてほしいとの想いからうつわを作っています。』、また『日常の器としての使い良さを考慮してあまり奇をてらわず、シンプルで手取りの良い事をこころがけています。』と。
私もやはりうつわは使ってこそだと思うのでそんな心意気も素敵だなぁと感じます。
カタチもシンプルなものばかりでどんな料理にも似合います。ぜひ日常の食卓に備前 鳴瀧窯さんのうつわを取り入れてみてください。




早速、気負わずケーキをのせてみました。

フルーツ🥭🍈の色がとても綺麗に映ります✨





安藤 騎虎(あんどう・きこ)
1977年 横浜生まれ 窯元での修業後2008年に独立。
その後、デザイナーとのコラボ商品や企画展など備前焼をもっと多くの方に知って頂きたいとの想いから勢力的に活動している。「narutaki」は窯の名を冠したプロダクトラインとなります。